
エアーニッポンB737-700型機 重大インシデント
http://www.mlit.go.jp/jtsb/flash/JA16AN_110906-110928.pdf
当該機は、9月6日21時15分に那覇空港を離陸し、飛行中、機長が一時離席して操縦室に戻る際、副操縦士が操縦室のドアスイッチを操作するべきところで、ラダートリムコントロールスイッチを操作したものと推定され、このことから機体が異常姿勢となり、約6,300ft(約1,900m)降下したうえ制限速度を超過した。
搭乗者は、機長、副操縦士、客室乗務員(3)、乗客(112)の計117名であったが、そのうち客室乗務員2名が軽傷を負った。
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現在、頻繁に報道されているエアーニッポンの「背面飛行」についての、運輸安全委員会の進捗報告である。なんと、機長がトイレに立った後にコクピットに帰るときに、副操縦士がドアのロックを解除するスイッチを操作したはずだったのが、間違えてラダートリムトロールスイッチを操作したのが「背面飛行」の原因だって。これは怖すぎる!
写真にあるのがドアスイッチとラダートリムコントロールスイッチの位置と大きさだけれど、一見すると間違えそうもない位置と大きさのような気がするが、無意識に操作するとこういうことが起きるのだろうか。